ヨセフの子ではないか

顕現後 第4主日の福音書 ルカによる福音書 4-21〜

今週の福音書は先週に続き、イエス様が故郷のナザレの会堂で、預言者イザヤの巻物から、み言葉を教えて居られるところでした。

人々はイエスの口から出る恵み深い言葉に、驚きながらも「この人はヨセフの子ではないか」〜 とつまずきました。

司祭様の説教で、預言者エリヤの時代、大飢饉が起こった時、サレプタのやもめに行なわれた奇蹟、エリシャの時代、ナアマンに行なわれた奇蹟の処、列王記をもう一度読んでくださいと言われた。
私もここの処は、すごく印象的な場面で、やもめの従順な深い信仰に、心打たれた処です。
列王記 上 17-8 〜には、
主の言葉がエリヤに臨み、シドンのサレプタへ行かせた時の奇蹟が、書かれています。
エリヤはやもめに声をかけ「器に少々水を持って来て、わたしに飲ませてください」といった。彼女が取りに行こうとすると「パンも一切れ持って来てください」とお願いする場面ですね。「わたしには焼いたパンなどありません。ただ一握りの小麦粉と、瓶の中にわずかな油があるだけです。〜 それを食べてしまえば、あとは死ぬのを待つばかりです。」
と。でも「エリヤは恐れてはならない」と言った〜
やもめは、預言者エリヤの言葉を信じ、言われた通りにした。その後、小麦粉も瓶の油も尽きることがありませんでした。「あなたの口にある主の言葉は真実です。」と言いました。
列王記下 5章には、重い皮膚病を患っている、軍司令官ナアマンの信仰が書かれています。
司祭は、大事な事は伝える説教者の家柄とか預言者の出身地とかではないと。やもめが「あなたの口の言葉は真実です」と言ったように、神様の言葉であって聖書のみ言葉ですと。
その教えの通りつまずく事なく、従順に聞き従えば、私たちにも神様は恵みを与えてくださると言われました。FK



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